筺底のエルピス4 -廃棄未来-
殺戮因果連鎖憑依体―。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる人類文明の宿敵。それを消滅させる唯一の手段が失われ、世界が破滅へと突き進むなか、最悪の黒い鬼を生み出すことを予言された少女と“門部”の生き残りを、あまりにも邪悪な存在と、数奇な運命に翻弄される狙撃手の少女が追う。積み上がる仲間の死と、『すべてを取り戻せる』という希望の裏に隠された残酷な真相を乗り越え、果たして逃亡者たちは、戦いに終止符を打つ約束の地に辿り着けるのか。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、希望と慟哭の第四弾。
絶望に次ぐ絶望。
これは名作だよな。しっかりとした完結まで持っていってもらいたい作品。
やっぱり圭がヒロインで叶が主人公よな。しかしこうも辛い道になるとは……。正直次巻すごく怖い。この運命は悲しすぎる。
そうだよな、過去に戻るってことはそういうことになる。ホントに2人なら良かったのに……。
好きなライトノベルを投票しよう!! - 2016年上期
という訳で2016年上半期の振り返りを兼ねて投票します。
最近あまり更新出来てませんが、一応月に30冊いくかいかないかくらいは読んでます。
投票するのは新作中心にしたかったんですが、読んでる冊数の影響もあってかビビッとくる新作が少ない印象で既シリーズと新作半々位になりそうです。
【16上期ラノベ投票/9784797388176】
今回は何と言ってもこれでしょう。
今までの人生の中で読んできたラノベの中でもトップクラスに好きな1冊。
これほど泣いたのは他にない。
【16上期ラノベ投票/9784040681184】
思い出補正込み込み、もう読めないと思っていたのがという感情が強すぎて入れざるを得ない。
特に違和感なかったし大満足であとは最終巻を待つのみである。
【16上期ラノベ投票/9784094516128】
元々重く暗い作品ではあったが、こんな展開になろうとは……。
もうこの後の展開が怖くて怖くてしょうがない。もうやめたげて!
無法の弁護人 法廷のペテン師<無法の弁護人> (NOVEL 0)
- 作者: 師走トオル
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2016/02/15
- メディア: Kindle版
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【16上期ラノベ投票/9784042560067】
裁判員を引き込むための魅せる弁護、それに一緒に魅了される。
テンポの良い裁判シーンが素晴らしい。
【16上期ラノベ投票/9784047340893】
もうすっかり有名になったオーバーロード。
【16上期ラノベ投票/9784094516142】
SFロボモノ。熱かった。
そして次巻どうなるのか非情に楽しみ。
ゲーマーズ! (4) 亜玖璃と無自覚クリティカル (ファンタジア文庫)
- 作者: 葵せきな,仙人掌
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2016/03/19
- メディア: 文庫
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【16上期ラノベ投票/9784040707549】
無自覚クリティカルがマジでクリティカル過ぎて次巻が楽しみでならない。
ここまでこじれてくると何かする度に何かが起きて面白い。
ようこそ実力至上主義の教室へ4<ようこそ実力至上主義の教室へ> (MF文庫J)
- 作者: 衣笠彰梧
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2016/06/25
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【16上期ラノベ投票/9784040683386】
クラス間の争いが本格化してきて面白くなってきた。
綾小路が段々と本格的に動き出して良い感じ。
【16上期ラノベ投票/9784042560098】
金が全ての国で女子高生の奴隷となった主人公が殺し合いのゲームへと参加する。
七々々をダークに濃くした雰囲気。やり取りが最高すぎた。
リア充になれない俺は革命家の同志になりました1 (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 仙波ユウスケ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/18
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【16上期ラノベ投票/9784063815177】
こういうスクールカーストとかについて書かれた作品は好きなんだよなぁ。
以上です。
新作は4作品になりました。
個人的にノベルゼロの当たり率がかなり高くていい感じです。
しかし好みがノベルゼロに向いてきてるってことは俺も年を取ってきたのかなぁ……なんて。
ストライクフォール
SF界の俊英、ガガガ文庫に電撃参戦! 近未来、人類は宇宙に進出し、惨禍のはてに戦争をやめた。……いや、正確には、形を変えた。代理戦争として発展した宇宙競技、ストライクフォール。広大な宇宙をフィールドに、敵のリーダーを屠るべく戦うチーム闘技に人々は熱狂した。万能の泥、チル・ウエポンによって作られたストライクシェルに身をつつみ、プレイヤーたちは宙を駆ける。故郷のため、栄誉のため、家族のため、あるいは己が夢のために……。鷹森雄星も、ストライクフォールに魅せられたひとりだ。弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。幼なじみの環のやさしさに見守られながらも、雄星は宇宙を目指すが――。「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ちている最中なんだ。――落ち続けるなら、オレはほしいものを手に入れる」なら、翔ぶ。翔んで、宇宙に手を伸ばす。これは、宇宙を「掴む」兄弟の物語。SF界の俊英が放つ新たなライトSFエンタテイメント!
宇宙きますわこれ。という訳でSFエンタメ。
スポ根的な主人公の努力と、巨大ロボットの派手なバトルが爽快な作品。さらに世界観というか設定は結構詳しくその部分も楽しめる。
代理戦争としての競技というからヌルいのかと思えば結構ガッツリしてて良かった。
展開的には王道なんだけども、想定してなかったから結構衝撃を受けた。
兄と弟の対照的で似ているその生き様が良かった。
まあ結構気になる所で終わったから次巻も楽しみ。ロボットSFモノ売れることを祈ってます。
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
「ふたりはいつから同棲してるの?」こたつを囲んで左に初恋相手の翔子、右におつきあい中の麻衣。クリスマスまで1ヶ月をきったその日、やむなく始まった翔子との同居生活が麻衣にばれ、咲太は人生最大の窮地に立たされていた。そんな中、中学生翔子が病状の悪化で入院していることが発覚する。「おとなになることは、わたしにとっての夢でした」そう語る翔子の運命は―。麻衣と咲太に入った亀裂の行方、そしてついに解き明かされる「大人翔子」と「中学生翔子」の秘密。空と海に囲まれた町で始まる僕らの恋の物語、緊迫のシリーズ第6弾!
素晴らしかった。とは言えまあこうなるよねというストーリー展開ではあった。個人的には次巻の展開が非情に楽しみ。
前巻に引き続き泣かせにきてる。
まあこうなるよねというストーリー展開とは言ったが、翔子さんが未来の翔子さんかもしれない。そして心臓移植、提供者の記憶や性格が現れるかもしれないってとこで、これは麻衣さんの心臓を移植されたのでは(名推理 って思ってたの恥ずかしい。
やっぱり咲太はすごいよね。 あっさりとは言わないけど決めちゃうんだもんな、そして行動できるんだから。
理央が本当にいいポジションでいいキャラしてる。好き。
咲太にとっては一番つらい結末だったろうが、次巻が待ち遠しい。