双子喫茶と悪魔の料理書

双子喫茶と悪魔の料理書 (講談社ラノベ文庫)

双子喫茶と悪魔の料理書 (講談社ラノベ文庫)

 

幼馴染である双子の姉に思いを寄せる主人公。古本から出てきた妖精がその願いを叶えると言い縁を結んだのは双子の妹だった。なんとかこの縁を断ち切るために、双子の妹の水希は主人公が姉の葉月と付き合えるように手伝うが、縁の力は強くて……という感じで進んでいく三角関係。

予想してたよりかなり良かった。最後の篝の選択とか水希の選択とか好き。ああいうのが好きなんだよ。

しっかし水希が可愛すぎる。こんな幼馴染が欲しいだけだった。

篝は葉月にはヘタれるのに水希には結構強引なのとか良い。

2017年上半期おすすめラノベ

2017年上半期おすすめラノベと銘打ちましたが、正直2017年に入ってから全然ラノベ読めてません。4月途中くらいからペースは戻りましたが、それでも全然です。特に新作にはあまり手を付けられてません。

そんな状況なんですが一応新作中心で面白かった作品を紹介したいと思います。

いかんせん数を読めてないので"これ"という作品は少ないです。 

 

そんな中で"これ"といった新作を2作品+α

 

86―エイティシックス― (電撃文庫)

86―エイティシックス― (電撃文庫)

 

これぞ新人賞大賞受賞作といった作品。

少年少女たちが命をかけて無人兵器と戦う話。

作品としての完成度がすごい。1巻で完璧なまでに面白い。

もうすぐ2巻が出るけども、期待すると同時にあまりに1巻で綺麗だったから不安もある。

【17上期ラノベ投票/9784048926669】

 

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

 

素晴らしい異世界異種転生モノ。

竜として転生した主人公が、まだ言葉もまともにない人類やエルフの少女と出会い先生として言葉を教えたり魔法を研究したりする。

竜という長命種らしいスケールの大きな作品。サクサク進んで転生モノでありがちなダラダラとした展開がなかった。

【17上期ラノベ投票/9784040722962】

 

分かってます下半期案件です。しかし読んでしまってあまりにも面白くて、それをまとめ記事に入れるのが半年後ってのは我慢できなかったので、つい。

新人ラノベ編集者の主人公と美少女作家たちの話。

春日部タケルさんらしいボケとツッコミの応酬が読める作品。

そりゃ脳コメのギャグにしっかりとしたラブコメに業界モノという要素が加わって面白くない訳がない。 

 

続いて"これ"とまではいかなくとも面白かった新作。

 

リンドウにさよならを (ファミ通文庫)

リンドウにさよならを (ファミ通文庫)

 

屋上から落ちて幽霊として教室に住まう主人公が、彼を唯一見ることが出来るいじめられている少女を変えていく話。

こういう話は高校生の時に読みたかったなという感じの作品。

美咲の成長に元気をもらえる。

【17上期ラノベ投票/9784047344969】

 

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (ガガガ文庫)

 

学内で起こる事件を解決していくやつ。

安定した面白さはあったんだけど、最後に敵組織みたいなのが出てきて格闘戦してたので、方向性が分からなくなった感じがある。

【17上期ラノベ投票/9784094516791】

 

悪の組織の求人広告 (Novel 0)

悪の組織の求人広告 (Novel 0)

 

悪の組織に入社した主人公がザコキャラの戦闘員から成り上がっていく話。

何を隠そうこういう正義と悪の話は大好物なんですよ。

【17上期ラノベ投票/9784042560432】

  

学校のすべてを予測する機械を知った主人公が、未来を体験してそこで殺される未来を変えようとする話。

死を回避するために女の子たちの高感度を上げていくってのはかなり好みだった。

【17上期ラノベ投票/9784040722689】

 

最後に既シリーズ。

 

暇人同盟 友達いらない同盟2 (講談社ラノベ文庫)

暇人同盟 友達いらない同盟2 (講談社ラノベ文庫)

 

これが2巻で終わっちゃうのはホントもったいない。

こういうぼっち系の作品の中でもなかなか独特な感じでかなり好みだった。

実は1巻読んだのも2巻出てからなんで1巻の時に読んどけばよかったと後悔してたり。

【17上期ラノベ投票/9784063816051】

  

無法の弁護人3 もう一人の悪魔 (Novel 0)

無法の弁護人3 もう一人の悪魔 (Novel 0)

 

めちゃくちゃ面白かった。

ここからスタートと言うか、ここからどうなっていくのか非常に楽しみ。

【17上期ラノベ投票/9784042560487】

 

これがみーまーだよという感じ。どうにもこうにも救われない。

やっぱりみーまーの文章は頭がおかしくなりそうになって好き。

【17上期ラノベ投票/9784048929486】

 

終わりが読めるとは思ってなかったから。ただそれだけで感謝。

【17上期ラノベ投票/9784040690841】

 

 

 以上です。一応好きラノの投票も兼ねてます。

 

美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!

久々の大当たり。めちゃくちゃ面白かった。

主人公が新人ラノベ編集者の業界モノ。

まず、コメディ部分というかギャグは完全に脳コメのノリ。これを待ってた。事前に公開されてたオーディオドラマを観て、このノリだと期待してたが損はなかった。

 


【スニーカー文庫】美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!【特製オーディオドラマその1】

 

これを観て頂ければ分かると思います。その4まであって本の帯のQRコードからその5が見れます。その5はすごくエロかったです()

テンポの良いボケとツッコミは読んでて楽しい。

ブコメとしてもかなり良かった。個人的にはひよこが好きなんだけど、それを差し置くほど今回のメインの天花が素晴らしく可愛かった。

そしてラノベ業界モノとしては割りとバッサリ言ってる感じが良かったし、主人公がラノベ業界を変えてやるぜみたいなのもワクワクした。特に最後の最後はゾクゾクして、次巻に期待せざるを得なかった。

銃皇無尽のファフニール14 レインボウ・ピース

銃皇無尽のファフニール14 レインボウ・ピース (講談社ラノベ文庫)

銃皇無尽のファフニール14 レインボウ・ピース (講談社ラノベ文庫)

 

決戦前夜ということで状況整理とイチャイチャ。

にしてももう14巻なんだな。次で本編最後とは感慨深い。とは言えこの作品、正直言うと女の子の可愛さがメインだから後日談とかの方が楽しみな説はある。

吹っ切れた深月が積極的で素晴らしいとしか言えない。

恋するヴリトラさん破壊力ありすぎますよね、これ。普段とのギャップが凄まじい。

個人的にはリーザにもっと出番が欲しい。

モノノベには是非とも素晴らしいハーレムを築いて頂きたい所存。

IS<インフィニット・ストラトス>11

IS<インフィニット・ストラトス>11 (オーバーラップ文庫)

IS<インフィニット・ストラトス>11 (オーバーラップ文庫)

 

ほぼ2年ぶりの新刊。間空きすぎてて、こいつ誰だっけみたいなのもぽつぽつ。

いつものようにイチャイチャしながら話が進んだような進んでないような。

セシリアメイン。そして幼馴染2人が冷遇されている。いや、箒はいい束さん関係やら最後のとかで出番見せ場は多いから。しかして鈴……不遇すぎませんかね。なんとかなりませんかね。

そしてのほほんさんは前巻に引き続きヒロインズ(作中でこの書き方されてるのすごく違和感あるんだけど)に加わろうかというくらいの急接近している。可愛い。

次巻は早く出ることを祈ってます。

 

始まりの魔法使い1 名前の時代

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

 

素晴らしい作品。

転生モノとしての完成度がすごい。転生モノのつまらない部分をなくしてサクサク進んでる感じで、1巻で綺麗に面白いと思えてる様になっている。だけでなく続きも気になる。

異種族間での寿命の違いだとか、なにもないところから魔法を調べて教えていくとか、異世界らしくてすごい好き。

言葉から始まり、魔法から考え方から暮らし方と、世界を形作っていく感じがどうしようもなくワクワクする。

ニナの長命種らしい考え方がすごいいい。あと母親竜ののんびりしてる感じも良かった。

人間のなんとも儚いことよ。

 

カクヨム作品を開拓してみるのもいいかもしれないと思った。