緋弾のアリアXXVI 闇穿つ大蛇
始まりの魔法使い2 言葉の時代
歴史を形作るファンタジー第二弾。
今回は狩猟生活から農耕と牧畜を始める。異世界らしい問題に対面しながらも工夫していく。この文明を作っていく感じはたまらんな。
そして様々な種族から留学生を迎える。それぞれ考え方が違い、言葉一つにおいても捉え方が様々で面白かった。
鼠は先生にクリティカルすぎて怖い。シグたちがいいやつでほんとよかったな。
前巻に引き続き種族ごとの寿命の違いが悲しくも美しい。そして先生と人間の少女たちを見届け続けているニーナがむしろ心配になってくる。
次もどう発展していくのか非常に楽しみ。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12
2年ぶりの新刊。
まず内容と関係ない所で申し訳ないのだが、発売日に買いに行ったら他のガガガ文庫は入荷してるのに俺ガイルは明日入荷とかいう意味の分からんことになっていたのは納得できない。頼むから発売日に本屋に並ぶようしてくれ。
内容はと言うと相変わらず面白かった。物語の方向性もある程度見えてきて良かったのだが、数巻前から同じようなところを行ったり来たりしてる感覚は拭えない。はっきり言うと2年も待たせてまだグダグダするのかという感じ。
川崎との絡みとか小町関連は最高と言わざるを得ない。合格発表の時二人して走り出したのはホントこいつらって感じでシスコンブラコンは素晴らしい。雪ノ下姉妹と比べて兄弟の関係性の違いが悲しくすらある。
いろはすの後輩っぷりは相変わらずですごい好き。いろはすに頼み事されたい。
次巻はもちろんすぐ出るんですよね。お願いします。
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った (ファミ通文庫)
- 作者: 比嘉智康,はっとりみつる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 文庫
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あとがきが何よりも辛かったんですが…。この作者の作品好きだからほんとやるせない。
この作品もすごい面白かった。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、なんとも言えない後味が好き。
囚慈とθ郎とキイロの三人の関係性がすごい良かった。それぞれが認め合ってて、お互いをフォローして。そしてキイロが囚慈とθ郎のことが好きだと言うのを聞いて照れ笑いする関係が素晴らしい。
冬月と夏目と千秋の夢を叶えている時、彼女はどれほどの思いだったんだろか。
市川櫻介の市川櫻介はどうしてるんだろうか。
続きが出ることを祈って。
ウォーター&ビスケットのテーマ1 コンビニを巡る戦争
ウォーター&ビスケットのテーマ1 コンビニを巡る戦争 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 河野裕,河端ジュン一,椎名優
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: 文庫
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8月がループする街での異能頭脳バトル。ゲームとして作られたルールの中で臆病者の主人公が生き残るために戦う。
戦闘の役に立たない能力を持った主人公が頭を使って立ち回っていくのは非常に好みだった。
ゲームのルールも人の嫌な部分がよく出る様いい感じに練られていて素晴らしい。
そして最後の展開で一層引き込まれて続きが楽しみになった。
どうでもいいけど荒廃した街っていいよね。