ひっそりとライトノベル個人史

流行りに乗ってでライトノベル個人史を書こうかと思っていたんですが、なんやかんやのうちに流行りは去ってしまった……のかな? まあ、せっかく書いたので公開ということで。

長く読んでいるようでまだライトノベルを読み始めて6年なんですよね。短い個人史になりそうです。

 

◯2010年

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫) ゼロの使い魔<ゼロの使い魔> (MF文庫J) バカとテストと召喚獣<バカとテストと召喚獣> (ファミ通文庫)

ライトノベルとの出会いは高校1年の時です。

それまではハリーポッターやらダレンシャン、タラダンカンやらナルニア、そして青い鳥文庫等々親に勧められるまま読んだくらいでした。と言っても相当ハマりましたが。特にダレンシャンを読んだときの衝撃は今でも忘れられません。

そして高校に入学して友達も出来ず部活にも入ってなかったので暇をしていた10月の深夜、ふとテレビを付けた時に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメ1期がちょうどやっていました。深夜アニメに触れたこともなかったので「あ、なんかエロそう(高校生並み感」ということで見始め、調べたら原作があるということで買ったのがライトノベルとの出会いでした。今でも一番好きなキャラである新垣あやせとも出会えた素晴らしい作品です。

そこからライトノベルというものに興味を持ち、すぐに古本屋に向かいました。バイト禁止でお小遣いも多くはなかったので100円で何か面白そうなのはないかと物色していたときに出会ったのが『ゼロの使い魔』です。12,3巻まで100円で置いていたので数巻買って帰りました。これが大当たりで更にどっぷり浸かっていくことに。

3番目に読んだのは『バカとテストと召喚獣』。高校からの帰りのバスで斜め前の人が読んでいるのを後ろから見て、ページの左上の小さなタイトルから本屋で探して読んだのを覚えています。そして定期試験が近づく度に無性に読みたくなりバカテスを何度も読み返してました。

その後は当時のアニメ化作品『はがない』『IS』辺りを買っていったのは覚えています。

 

◯2011年

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫) 魔法科高校の劣等生(1) 入学編〈上〉<魔法科高校の劣等生> (電撃文庫)

本屋に寄ることも増えて気になった新刊なんかをちまちま買う生活、高校2年の2011年この年に発売して買っていたシリーズは後にアニメ化されることが多かったように思います。『ブラック・ブレット』『ストライク・ザ・ブラッド』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『デート・ア・ライブ』『魔法科高校の劣等生』この辺りは上手いことアンテナを張れてたみたいで当時から買っていました。特に俺ガイルは当時友達がいなかった自分にかなり影響がありました。

そして劣等生をきっかけに知った小説家になろうにハマったのが2011年中頃からです。なろう小説をコピペしてテキストデータにして電子辞書の中に入れて授業中に読んでいた覚えがあります。『オーバーロード』もこの時期に知りarcadiaで読みました。自分で小説書いたりもしたのもこの時。

 

◯2012年

オーバーロード1 不死者の王

オーバーロード』が書籍化されたのがこの時期。そしてなろう作品の書籍化もこの時期辺りから一気に増えたように感じます。

受験が近づいていたのもありますし、お小遣いだけでは買っているシリーズの新刊を買うのだけでも精一杯でなかなか新シリーズには手を出せない状況でした。

 

図書

アスラクライン<アスラクライン> (電撃文庫) 風の聖痕<風の聖痕> (富士見ファンタジア文庫) 生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

図書館は資金の少ない高校生の大きな味方でした。バカテスを買った後お金もないしどうしようと考えていた時そういや図書館にはラノベって置いているのだろうかと思いすぐさま地元の図書館のOPACで調べました。幸いなことに結構な数が置いてあることが分かりすぐさま利用しだしました。

また、高校の図書室にもそれなりにラノベが置いてたのでそちらも利用してました。

アスラクライン』『RIGHT×LIGHT』『風の聖痕』『生徒会の一存シリーズ』『戯言シリーズ』辺りが印象的です。

生存は深夜にラジオの話を笑いを堪えながら読んだのを覚えています。

 

◯2013年

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫) さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫) BLACK BLOOD BROTHERS1?ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸?<BLACK BLOOD BROTHERS> (富士見ファンタジア文庫)

見事大学受験失敗して浪人時代です。多分この年が人生で一番ライトノベル読んでました(白目

この時期くらいから読書メーター始めてるのでそれを見れば一目瞭然ですが、月に100冊とか読んだのはこの時期くらいです……。Twitterも始めて情報が多く集まるようになったのも大きいかもしれません。

読書メーター始めたのもあり前に読んでいた作品を読み返したりしつつ、図書館を大いに利用しました。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『BLACK BLOOD BROTHERS』『円環少女』『レンタルマギカ』『東京皇帝☆北条恋歌』『神様のメモ帳』『ミスマルカ興国物語』『サクラダリセット』『さくら荘のペットな彼女』などなど読んでいきました。

みーまーの文章は読んでいるだけで頭がおかしくなりそうで大好きでしたね。

さくら荘は読んでると浪人しながら遊んでいる自分をと比べて死にたくなったりしました。

BBBはエンジンかかるのがちょっとばかし遅いですが、今まで読んだ作品の中で一番面白いと思っています。好きだとか思い入れが深い作品は多くありますが、"面白い"っていうのはこの作品です。

 

◯大学入学〜現在

バイトを始めたのもあり資金は問題にならなくなって新刊新シリーズを多く買えるようになりました。逆に図書館利用の頻度も下がってきて、積読が段々と増えていく。既に処理できない量になってる気がする。そんな現在。

 

 

 

 

こうやって書いてみたはいいですが、タイトルを羅列しただけみたいになってあまり面白くないですね。

こうやって振り返るともっと前にラノベに出会っていたかったなと思います。中学時代にあれほど無駄にした時間が勿体無い。まあその分というか6年で2500冊は読んでるのでそれなりに密度は高いのではと思ってます。

これからもガンガン読んでいきたいですね。ブログの更新頻度を上げたいとは思ってます。

では、また。