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晦日の夢でラノベを読む

ライトノベルの感想をだらだら書いていきます。

凶器は壊れた黒の叫び

感想 新潮文庫nex
凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

 

君が求めたものは、夢か、幸福か。新聞部の創設。柏原第二高校に転校してきた安達は、島で唯一の小学生・相原大地のために部活動を始めることを提唱する。賛成するクラスメイト達だったが、七草はそれが堀を追い込むために巧妙に仕組まれた罠であることに気づく。紐解かれる階段島の歴史と、堀が追い求めた夢。歩み続けた七年間。その果てに彼女が見つけた幸福と、不幸とは……。心を穿つ青春ミステリ、第4弾。

 

階段島シリーズ第四弾。

真辺は正しいけれど、正しすぎてキツく感じる。みんなが彼女のように強い人間じゃない。でもその正しさこそ美しく七草がピストルスターにするのも分かる。

堀の優しさは尊い。過保護なほどの優しさ。その過去を知ると堀をピストルスターにした彼の気持ちも分かる。

個人的には堀の優しさがすごい好き。

しかしこの島の成り立ちと彼と彼女の過去は良かった。思いもしていなかったけど、知ると納得することが色々あった。

夢か幸福のどちらか。夢が叶わなければ不幸だから、幸福を求めるけど夢を選ぶって考え方は面白いな。

魔女の争い、そして七草の選択。次巻も非常に楽しみ。

七草はどこまでも輝く真辺のために生きるんだろうな。