晦日の夢でラノベを読む

ライトノベルの感想をだらだら書いていきます。

平浦ファミリズム

平浦ファミリズム (ガガガ文庫)

平浦ファミリズム (ガガガ文庫)

 

小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作。

トランスジェンダーの姉に、引きこもりの妹、フリーターの父、高校にろくに通わない主人公。そんな家族の話。

大賞らしくめちゃくちゃ面白かった。すごい良い家族。それぞれの関係性がすごく良かった。

特に姉の悠と一慶の関係が好き。姉が自分の事で悩んでる時に社会の価値観なんて気にしない弟の存在は大きかっただろうなと。そして姉の為に殴られに行く一慶と弟を助けに殴り込む姉。良いな。

一慶の何者にも左右されない考え方ってかっこよく感じるな。そんな一慶にとって他人を信じるということがどれだけ大きなことか。それを見守る家族の優しさを感じた。

俺も一歩他人に踏み込む勇気を持てるそんな人になりたいと思った。