続刊はまだか最近のラノベ10選
最近は2、3巻で打ち切られる作品も多くなり、あとがきでも売り上げ次第ではこの先は厳しいとか言及されることが多くなったように感じます。それほどラノベ歴が長くないのでハッキリとは分かりませんが。
読む数が増えたからかもしれませんが、好きな作品の続刊の音沙汰がない。どう考えても打ち切りなラストみたいな事が多くなりました。
そんな悲しさも込めて、続刊出ててくれよor これで打ち切りとかないやないすか! という作品を集めてみました。
それの続刊は出るだろうとか色々反論はあるかもしれませんが、そこはただの布教だと思っていただければ。
これで終わりはないでしょう……な2作品。
ファンタジア大賞金賞作品。
強すぎる異能を持つ主人公がしょぼい異能の持ち主を育てるという教官モノの作品。
特徴的なのはその視点切り替えの多さ。読みにくい部分はあるのだが、色々な視点で語られる物語で脇役たちもしっかりと活躍していて面白い。
これからに期待できる作品だったし、2巻で終わってしまうのは残念。
この記事を書いたきっかけでもあったりする。
神王たちの知謀系異世界ファンタジー戦記 。
トウヤの詐欺じみたやり口が素晴らしい作品。トウヤにからかわれるラシェルも可愛らしい。
2巻あとがきが打ち切りっぽく書かれていた。
まだまだ設定が出きれておらず、これからどんどん盛り上がっていくというとこだっただけに残念。
第一部完。そして第二部は来てくれるんですよね!!?? な3作品。
世界の真実へと挑むダークアクション。
誰が味方で誰が敵なのか、ひどく厳しい世界でもがく主人公たち。世界観が素晴らしく、明らかになるごとに面白さが増していく。凄く見せ方が上手い。1巻は特に圧倒された。
第一部完結して、第二部が始まるのか……本当に頼みます。
OVERLAPキックオフ賞金賞作品。
青春ブラスバンドもの。
作者がプロなだけあって描写が素晴らしい。音楽や楽器、ブラスバンドの知識が全然なくとも楽しめる。
これはよく話題になりますが、第二部はどうなんでしょうね。
期待しています。
第20回電撃小説大賞・銀賞受賞。
将棋もの。
将棋という文章にするにはなかなか難しいものを上手く表現できていて凄く面白い。歩くんの成長を楽しめる王道的物語。
第一部完ということなので第二部もあるのかなと期待はしている。
好きな作品だけど少し心配な3作品。

国家魔導最終兵器少女アーク・ロウ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: ツカサ,ゆーげん
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 文庫
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世界への殺意を抱いていたエルクの運命は虚人スピネルと契約したことにより大きく動きだす。これより──世界を殺すお手伝いをいたします
前へ前へと進もうとする主人公が良い。自分の立場なんかも使って貪欲に戦う姿が素晴らしい作品。
龍皇杯で新作書いてたから、続刊が心配なシリーズ。と思ってたけど2巻のあとがきでキリの良いとこまで書けたとか書いてたから打ち切り臭いのか……。
教官モノ。だがただの教官モノにあらず。
教官が強いのは当たり前だが、教官そして教官と同じ立場の神和たちの狂いっぷり壊れっぷりが素晴らしい。純粋な生徒たちとの対比が綺麗に決まってる。
一迅社文庫でなんとなく人気が見えないから大丈夫なのか心配ではある。

エンド・リ・エンド(1) 退屈で無価値な現実から、ゲエム世界へようこそ。 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 耳目口司,ヤス
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/06/28
- メディア: 文庫
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ギャルゲーの世界に行った主人公はそこでメインヒロイン探しをすることになる。悪魔のゲームが始まる。
好きになってもメインヒロインでなければ振らねばならない、恐ろしく悪どいゲーム。主人公の葛藤、ヒロインたちの思い。なんとも鬼畜な物語。
これにかんしては心配はしていないがそろそろ続刊が読みたい。
これはシリーズ化すべしな2作品。
作家もの、前世、異能バトルと盛りだくさん。
この作者らしく敵がホラーじみて怖い。
前世とのリンクも面白く、作家としての苦しみも素晴らしく表現されてて良い。
続刊出ませんね……。MFで新作も出るし厳しいか。
幼なじみのために悪の総帥として戦う少年とヒーローの少女の物語。
この2人の関係が素晴らしく、そして悲しい。
ガガガらしいハードな内容も良かった。
是非とも続刊出てシリーズ化して欲しい作品。
仕方のない事なのでしょうけど、打ち切りは悲しいものです。
出来ることは少ないですが、新作はなるべく買って感想を上げる事くらいはしていきたいですね。
打ち切り作品がなくなることを祈りつつ。