晦日の夢でラノベを読む

ライトノベルの感想をだらだら書いていきます。

災厄戦線のオーバーロード

災厄戦線のオーバーロード (富士見ファンタジア文庫)

災厄戦線のオーバーロード (富士見ファンタジア文庫)

 

第27回ファンタジア大賞金賞作品。

人の想像力から生まれ2.5次元から3次元に来ようとする怪物を食い止めるイレイザーたちの物語。強すぎる能力の主人公が弱い能力のヒロインを育てる教官モノ。俺TUEEEと成長が楽しめるって点で教官モノって優秀だよなと思わされる。とはいえ、この作品はそこまで教官モノといった印象は強くなかった。

一人称かつ視点がよく動くという読みにくさを感じて、こういう作品には向かないんじゃないかという人称。これなら三人称でよかった気がするんだが、何かこだわりがあったのかな。まあ、相手の怪物グラフ視点があったのは面白かったけど。

俺まだ本気出してないんだよな〜系主人公。個人的には大好物な銀。もう少し目上の人にも強気でいいかもしれんくらい。

琴音の3センチだけ物体を動かせる能力。これ汎用性と派手さにはかけるけど、使い方次第ではかなり強いんじゃないかな。どんな固い装甲でも3センチならめり込ませれるんだから。

こういう作品では珍しくハーレム感が薄く感じた。具体的には主人公大好きキャラがいない。あと、視点がよく切り替わったのもあるけど、群像的にも感じた。幼なじなのが新奈と壱彦だったり雪子が好きなのが壱彦だったり、むしろ壱彦が主人公っぽいまでである。

視点切り替えが気になったくらいで、設定もキャラのストーリーも良くて面白かった。

これからも楽しみだ。