晦日の夢でラノベを読む

ライトノベルの感想をだらだら書いていきます。

下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。

「わたしに、ライトノベルの書きかたを教えてください」

平凡な高校生の青は、実はラノベ新人賞の下読みのエキスパートだ。
そんな彼は、ある日応募原稿の中に、同じクラスの氷ノ宮氷雪の作品を見つける。
"氷の淑女"と呼ばれる孤高の少女が、フォント変えや顔文字だらけのラノベを書いて投稿している!?
驚く青だが、その後ひょんなことから彼女の投稿作にアドバイスをすることに。
評価シートに傷つく氷雪をあたたかく導き、世界観、キャラ設定、プロットと、順調に進んでいくが……。
爽やかな青春創作ストーリー!

 

下読みという仕事、そして新人賞に興味が湧く作品。

新人賞で送られてくる作品を読むのは楽しそう。それでお金まで貰えるとか最高かよ。

クールな様子と反してライトノベルの新人賞に顔文字などを多用した作品を送る氷雪のギャップ。更に、新人賞で1度でいいから1次を突破したいという願いのために、内気ながら青にライトノベルの書き方を教えて欲しいとお願いしてくる姿は可愛い。

話の流れ的には王道だが、面白いポイントはしっかりと抑えていて、青と氷雪の触れ合いが綺麗。氷雪が書いているラノベとリンクしていて、遠回しな告白みたいなの良かった。

個人的にはばあちゃんが愛しているけど不器用だからみたいなのはあんまり好きじゃない。

見事な作品でした。

こういうの読むと新人賞に作品書いて送ってみたくなるな。