緋弾のアリア (22) 彗星よ白昼夢に眠れ

東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵―通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。緋緋色金の謎を解き明かし、緋緋神を宇宙に還したのも束の間、キンジは不知火と旧公安O課に殺人容疑で逮捕されてしまった。絶対的な戦力と公権力を兼ね備えた巨O課は、4月で高3になるキンジを自分たちの一員として強引に抜擢しに来たのだ。しかしキンジは自分ですら思いも奇らなかった“ある出来事”でそれを退け…?大スケールアクション&ラブコメディー第22弾!

 

この作品を読むと本当に安心する。これがラノベだって感じで最高にエンタメ。

キンジ留年するということで相変わらず波乱万丈な人生を送っている。

公安0課に逮捕され、留年で九死に一生を得て、恩が出来た理子の元へ行くのは非常に良かった。こうでもしないとアリアの元に行ってしまうからな。

しかし今回は理子がめちゃくちゃ可愛かった。これは最高の女すぎるでしょ。積極的で明るく、物分かりいいし引き際も分かっててもう言うことないでしょ。アリアや白雪みたく暴力的じゃないしねw 

表紙のレキに出番なし……。

キンジは海外留学を控えてるのに問題は山積みだな。それに今回の危機は武力じゃ解決しそうにないしどうなるのか楽しみ。

キンジは最初の頃から考えると随分好戦的になったよな。個人的にはすごくいいですね。

異世界拷問姫

異世界拷問姫 (MF文庫J)

異世界拷問姫 (MF文庫J)

 

「我が名は『拷問姫』エリザベート・レ・ファニュ。誇り高き狼にして卑しき牝豚である」死後、異世界転生した瀬名櫂人の前に現れたのは絶世の美少女・エリザベート。彼女は『拷問姫』を名乗り、従者として自分に仕えるよう櫂人に命じるが―「断る」即答する櫂人にエリザベートは『拷問』か『執事』かの二択を突き付ける。あえなく陥落した櫂人はエリザベートの身の回りの世話をすることになり、咎人たる『拷問姫』の使命―14階級の悪魔とその契約者の討伐に付き合わされることになるが…!?「あぁ、そうだ。余は狼のように孤独に、牝豚のように哀れに死ぬ。たった一人でだ」綾里けいし×鵜飼沙樹!最強タッグが放つ異世界ダークファンタジーの最高峰!

 

異世界へ転生した主人公が拷問姫エリザベートの従者となり、悪魔との戦いに付き合うことになる。

拷問姫のタイトルから予想される通り割りとエグい描写もあったりする。

エリザベートの美しさ好きだな。全てから見放されて死ぬとそう言い切る彼女が良い。

そしてヒナも素晴らしい。やっぱりこういう献身的なメイドさんっていいですよね。

鵜飼沙樹さんのイラストと相まって素晴らしい世界観。

アニメイト限定セットの外伝も本編と違いコメディ成分多めで非常に良かった。肉屋が本当に何者なんだw

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)10

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)10 (GA文庫)

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)10 (GA文庫)

 

間近に迫ったステラの家族への挨拶を前に一輝は緊張していた。果たしてステラのパートナーとして自分は認めてもらえるのか、不安を感じつつヴァーミリオン空港に降り立った一輝。そんな彼を迎えたのは、大勢の市民たちだった。温かな歓迎ムードに緊張も和らぐ一輝だったが―「イッキ・クロガネ!ヴァーミリオン皇国民は貴様に決闘を申し込む!」それは錯覚にすぎなかった!?図らずも開始する落第騎士vsヴァーミリオン皇国全国民の一大バトル。一方その裏では、かつてその片鱗を見せた邪悪な影も蠢動を始めていた!落第騎士の英雄譚・新章、ヴァーミリオン皇国編、開幕!!

 

新章突入ということで一輝はステラの国へと向かい。他の面々もそれぞれの道を歩み出す。

ステラの父親そしてヴァーミリオンの国民たちに手荒い歓迎を受ける一輝。しかしステラの母親が一番かわいい(おい

まあここら辺は非常にラノベらしい展開。 この父親情けなさすぎる。

珠雫は相変わらずカッコいい。毎度の事ながら覚悟がすごいよな。

やっかいな敵が出てきて次は戦争ということになるのかな。

新たなステージに立った一輝のこれからの戦いにも期待。

新約 とある魔術の禁書目録 (15)

「ぼくの『理想送り』ときみの『幻想殺し』。ぶつかったらどっちが勝つのかな?」神をも凌駕する右手を持つ少年二人の激突から一夜明け。上条当麻と上里翔流は、譲れない想いを胸に、学校の食堂で献立片手に睨み合う!?世界を賭けた戦いよりも留年の脅威を感じ、それどころではない上条。一方の上里も、なぜかフレンドリーに接してくる。これは意外にも熱き友情路線にルート変更か?と感じた刹那。街に半裸レインコートの少女が現れた。その半裸少女の正体は、謎の第三勢力…ではなく、あの上里さえも畏怖する妹・去鳴で―!?

 

上里の義妹が登場し、色んな所が引っ掻き回される事態に。

上条さんはやはりというか自分の周りの人たちを変化させるというか、平凡な日常を侵されるのに弱いという感じよな。

上里は相変わらずあんまり好きになれないな。 

そして何より御坂美琴ですよ。長いことあんまり成長していなかった彼女がついに覚醒かという感じだが、その方向性は心配でもありつつ個人的にはかなり好み。次巻以降どうなっていくのか非常に楽しみ。

浜面はもうこれ主人公じゃねぇなw

青ピは癒やし。

銃皇無尽のファフニール11 プリズマティック・ガーデン

銃皇無尽のファフニール11 プリズマティック・ガーデン (講談社ラノベ文庫)

銃皇無尽のファフニール11 プリズマティック・ガーデン (講談社ラノベ文庫)

 

ミッドガルへの侵攻を乗り切り、新しい生活を迎えた悠たち。そして学園に、キーリ、ヴリトラ、紫音、ジャンヌが転入してくる。新たな仲間を加えた学園生活は、ゲーム対決や浴衣でお祭りなど、とても賑やかなものになりそうだった。だが、平穏な日常は長くは続かない。様子のおかしいヴリトラ。彼女と深月の間に漂う不穏な空気。そして悠は深月からとある告白をされる。甘い余韻の中、悠が出した答えは―。「汝は既にこの“闇”と出会っているはずだ」それは終わりではなく始まり。加速していく終末への時計。もしもこの想いが偽物でも、このまま闇に呑まれたとしても、その手だけは離さない―。アンリミテッド学園バトルアクション第十一弾!

 

一段目の第十一弾という感じで、引っ越しやら海行ったり祭りが開催されたりと日常模様。完全に嵐の前の静けさ。

まあ毎回のことではあるが、なんといっても女の子がみんな可愛い!

今回はジャンヌが女の子の制服着たり水着着たりとなかなか頑張っていた。

あとはリーザが相変わらずいい女。いつも絶妙な位置取りだよなほんと。

そして何と言っても最後の深月。可愛すぎないか、この告白。そしてそこからの転落。最高すぎた。

次巻も非常に楽しみ。

天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム

天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)

天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)

 

天医会総合病院の看護師、相馬若葉から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央と小鳥遊優。喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言する。なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。そして、死の現場から“瞬間移動”した遺体に隠された真実とは―。驚きのどんでん返しと胸を打つクライマックスが待つ、メディカル・ミステリー第4弾。

 

いつも通り内容しっかりしてるのに非常に読みやすい。

この霊能力者もとい詐欺師許せねえなぁ。しかし鷹央のやり方は毎回清々しくていいね。 

ゴミ屋敷の話では、最初と最後では沼田の印象変わったな。まあだからと言ってゴミをためて迷惑かけてたのは事実だからな。これに関しては全く予想もできなかったな。

最後の話はすごい好き。小鳥遊の良さが出て、珍しく小鳥遊が大活躍してよかった。優しいんだよな。恋愛的には負けっぱなしだけども。

そして小鳥遊と鷹央の関係も付かず離れずあまり変化なし。

なんというか鷹央も段々変わってきてる感じもするし、次巻も楽しみ。

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ この仮面の悪魔に相談を!

アクセルの街の裏路地にひっそりとたたずむ『ウィズ魔道具店』は商才ゼロのダメ店主、ウィズのせいで常に経営難である。元魔王軍幹部で地獄の公爵―今はしがないバイトのバニルは『先を見通す』能力で冒険者たちの相談屋となり、報酬を得ようと考えるが―。バニルとウィズの出会いがついに明らかに!書きおろしエピソードも収録のスピンオフ!!

 

この仮面、主人公より主人公って感じがするんだが気のせいだろうか。という訳で仮面の悪魔バニルの日常に過去もちょろりと。

もうゆんゆんが可哀想可愛くてつらすぎる。悪い男たちに騙されてもう見てられない(可愛い

ウィズも相変わらず可愛い。そしてウィズとバニルの過去も良かった。最後感動させに来るのは卑怯。

結構活躍してかなりのクズっぷりを発揮したダストの秘密も気になるところだな。

そしてやっぱアクアって強いんだなと再認識したよね。

このスピンオフも続くのかは分からないけど、次巻も楽しみ。