弱キャラ友崎くん Lv.4
変にリアリティがあるせいか読んでると辛い。でも面白い。
あんまり空気とか意識したこと無い俺ですら、ああこのいやな感じ分かるというのが表現されててすごい。こういう集団の空気とかいう暴力怖いよね。
友崎くんが弱キャラなりに自分のやりたいこと自分のやり方を見つけていってる感じはすごくいい。たまちゃんが変わると決め、友崎くんに教わるというのはその部分にいい影響を与えそうで楽しみ。
ただ今回で確信したことは日南が好きじゃないということ。いやそれは前から分かっててたんだけど、多分何があっても好きになることはないなと思った。平林さんを助けるかを友崎くんと話しているところで、『だってあのくらいのいやがらせなら、いじめとは違って、本人で解決できるレベルでしょう?』とか、いじめられて何もやり返さないし解決しようとしないのが悪いみたいな、まるでいじめる側の考え方がすごい嫌い。
今回も菊池さんがすごい可愛かったですね。あと個人的にはぐみちゃんの考え方好き。
最後に。いじめイクナイ。ダメ、ゼッタイ。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: 文庫
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入間人間デビュー10周年特別作品ということでみーまーの新刊。
みーくんとまーちゃんの子どもたちの話。
みーまーらしくひっでぇ胸糞な話。でも、人死にが出てないだけマシに思えてしまうのが怖い。
時系列がバラバラで最後の所で理解するのに多少苦労した。あれとは違うけどみーまー1巻を思い出す感じで良かった。
みーまーを読んでた頃を思い出してまた読みたくなった。みーまーの文章がすごく好きなんですよね。
なんにせよまーちゃんが元気そうでよかった。
学園のカースト制度に挑むラノベたち
学園ラブコメが読みたい!
という訳で、お久しぶりです。3月全くラノベを読めず最近ようやく復活してきた次第です。
最近のラノベって(と言うと怒られるかもしれませんが)学園ラブコメ少なくないですか? 異世界でもなく異能もなく魔法もなく普通の現代が舞台の学園ラブコメが少ないように感じます。もっと読みたいです。
そんな中でもたまに見かける学園のカースト制度を題材(?)にしているラノベたち。所謂俺ガイルの系譜ですかね。続けて読む機会があったので紹介しようかなーと思います。
まずは言わずと知れた俺ガイル。色々読んでくとやっぱり面白いと分かる作品。
早く完結させて下さい。お願いします。
恋愛を否定するヒロインとともにリア充爆発を叫び、実際にリア充イベントの破壊活動を行っていく作品。これはどちらかと言うと学園のカースト制度と言うよりは恋愛自体が題材になってる。
最近は反恋愛を言い訳にイチャラブしてる謎の作品。素晴らしい。
カーストの下の方の主人公が努力してカースト上位になっていこうという話。カースト上位にいるためにはそんな努力をしなければならないのかという恐ろしい世界が垣間見える。普通に恋愛して普通に青春してるのが良い。
1巻ではイマイチ好みではないと思ってたが、3巻読んだらその理由に納得しました。3巻はすごい良かったです。
リア充になれない俺は革命家の同志になりました1 (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 仙波ユウスケ,有坂あこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/02
- メディア: 文庫
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スクールカーストを粉砕しようとするヒロインに主人公が振り回される作品。一番今回の記事のタイトルに即してる作品。
2巻では特にスクールカーストの嫌な部分が出ててよかった。なおヒロインは思想はヤバイ。
あとがきにも書いてたけどすごい俺ガイルの影響受けてる作品。もうちょっと何かが欲しかったかな。2番煎じ以上の何かを感じることはできなかった。
こんなもんですかね。
こういった系譜の作品は好きなんでどんどん出してもらいたいですね。
リア充爆発しろ!!
という訳で以上。