緋弾のアリアXXVI 闇穿つ大蛇

緋弾のアリアXXVI 闇穿つ大蛇 (MF文庫J)

緋弾のアリアXXVI 闇穿つ大蛇 (MF文庫J)

 

安定と安心の緋弾のアリア

今回は退学になったキンジが武偵企業を設立する話。ただただ中空知が可愛い。

キンジは中空知と細々と企業やってる方が幸せなんじゃないかと。マジで中空知いい子。

キンジは相当やばい敵と戦っているというの退学だの高卒認定だのやけに日常的な危機に苦しんでるのがほんとらしいよな。

そして新たな火種。やったねキンちゃん妹が増えるよ!

そういや今年のこのラノはキャラとかイラストレーターは別枠だったから面倒くさくて投票しなかったけど、男キャラならキンジに入れるってくらいにはキンジ好きなんだよな。

始まりの魔法使い2 言葉の時代

始まりの魔法使い2 言葉の時代 (ファンタジア文庫)

始まりの魔法使い2 言葉の時代 (ファンタジア文庫)

 

歴史を形作るファンタジー第二弾。

今回は狩猟生活から農耕と牧畜を始める。異世界らしい問題に対面しながらも工夫していく。この文明を作っていく感じはたまらんな。

そして様々な種族から留学生を迎える。それぞれ考え方が違い、言葉一つにおいても捉え方が様々で面白かった。

鼠は先生にクリティカルすぎて怖い。シグたちがいいやつでほんとよかったな。

前巻に引き続き種族ごとの寿命の違いが悲しくも美しい。そして先生と人間の少女たちを見届け続けているニーナがむしろ心配になってくる。

次もどう発展していくのか非常に楽しみ。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫 わ)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫 わ)

 

2年ぶりの新刊。

まず内容と関係ない所で申し訳ないのだが、発売日に買いに行ったら他のガガガ文庫は入荷してるのに俺ガイルは明日入荷とかいう意味の分からんことになっていたのは納得できない。頼むから発売日に本屋に並ぶようしてくれ。

内容はと言うと相変わらず面白かった。物語の方向性もある程度見えてきて良かったのだが、数巻前から同じようなところを行ったり来たりしてる感覚は拭えない。はっきり言うと2年も待たせてまだグダグダするのかという感じ。

川崎との絡みとか小町関連は最高と言わざるを得ない。合格発表の時二人して走り出したのはホントこいつらって感じでシスコンブラコンは素晴らしい。雪ノ下姉妹と比べて兄弟の関係性の違いが悲しくすらある。

いろはすの後輩っぷりは相変わらずですごい好き。いろはすに頼み事されたい。

次巻はもちろんすぐ出るんですよね。お願いします。

キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った

あとがきが何よりも辛かったんですが…。この作者の作品好きだからほんとやるせない。

この作品もすごい面白かった。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、なんとも言えない後味が好き。

囚慈とθ郎とキイロの三人の関係性がすごい良かった。それぞれが認め合ってて、お互いをフォローして。そしてキイロが囚慈とθ郎のことが好きだと言うのを聞いて照れ笑いする関係が素晴らしい。

冬月と夏目と千秋の夢を叶えている時、彼女はどれほどの思いだったんだろか。

市川櫻介の市川櫻介はどうしてるんだろうか。

続きが出ることを祈って。

ウォーター&ビスケットのテーマ1 コンビニを巡る戦争

8月がループする街での異能頭脳バトル。ゲームとして作られたルールの中で臆病者の主人公が生き残るために戦う。

戦闘の役に立たない能力を持った主人公が頭を使って立ち回っていくのは非常に好みだった。

ゲームのルールも人の嫌な部分がよく出る様いい感じに練られていて素晴らしい。

そして最後の展開で一層引き込まれて続きが楽しみになった。

どうでもいいけど荒廃した街っていいよね。

桜色のレプリカ

桜色のレプリカ 1 (HJ文庫)

桜色のレプリカ 1 (HJ文庫)

 
桜色のレプリカ 2 (HJ文庫)

桜色のレプリカ 2 (HJ文庫)

 

最初に言っておくと俺には合いませんでした。面白いのは分からんでもないけど、好きじゃないって感じですかね。

1巻まるごと試し読みも参加してました。でも最初に読んだ時に2,30ページでこれ無理なやつだと思って止めました。その後ちょっと話題になって最後まで読めばいいことがあるよみたいな感じだったので読んで、なるほどということで2巻も読みました。

最初読んだときはノリというかあからさますぎないかという展開が無理だった。それは読み進めるとあからさまで正解と分かるんだけど、そこで無理と感じてしまったらもう遅いんだよな。

なんというか先入観がいけなかったのかな。本当のヒロインを見つけるみたいな謳い文句でヒロインを探すのがメインかと思いきやそんな事なかったという罠。いやまあネタバレを避ければそうなるのは仕方ないんだけど。

これ改めて2巻のあらすじ読むと嘘言ってないの笑う。

※妹を可愛がるのも大切なお仕事です。

※妹を可愛がるのも大切なお仕事です。 (MF文庫J)

※妹を可愛がるのも大切なお仕事です。 (MF文庫J)

 

ライトノベル業界モノ。

主人公が編集で作家である妹の作品を打ち切りから救うために奔走する。

最近多い業界モノ。ホント多い気がする。好きだから進んで読むのもあるけど明らかに流行りだよなぁ。まあこの作品、作家を他の編集と取り合ったりしてるのはなかなか新鮮だった。

売り上げ重視か書きたいモノ重視かとか、まあ業界モノだとお約束の題材。

今回主人公が使った技はどう考えても狙ってやるもんじゃないよな。そうやって本当に面白いものが評価されればそれに越したことはないんだろうけどね。

とりあえず主人公の後輩編集が可愛かった。