異世界魔法は遅れてる! 2
黎二たちと別れ、王都に降り立った水明は冒険者ギルドに向かう。そこで出会ったレフィールと共に帝国に向かう商隊の護衛任務を受けることになる。
今回は前巻とは少し趣を変えたように思った。
俺TUEEE要素もあるのだが、魔族という敵に対して魔術の効きが悪くて困惑する水明。
魔法と魔術の差異を検証しつつ割りと本気で対処していく。レフィールという水明の過去に、父親の願いに重なる少女を見て、慎重だった水明に変化が現れる。
最後には水明のあんなに熱い戦いが見れるとは思わなかった。非常に良かった。
黎二サイドも進みながら、裏で水明を囮にする作戦が取られていたりと、黎二がこれにどう対処するのか楽しみ。
次巻他の勇者も出てくるようで楽しみ。