東京レイヴンズ (14) EMPEROR.ADVENT
東京レイヴンズ (14) EMPEROR.ADVENT (ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,すみ兵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2015/12/19
- メディア: 文庫
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『天胄地府祭』―東京の霊相を一変させる大規模霊災テロの決行日まで、あと3日。夏目たちは神降ろしを阻止しようと、あらゆる手を尽くして奔走。その一手は『十二神将』の間にも波紋を広げていく。一方、暗躍する大友、牙を研いでいた鏡らも、決戦の舞台にあがる準備を進めていた。そして訪れる、上巳の日。星々が、呪術の粋を尽くして激突する中、黒き鴉の羽を纏った春虎もまた、決戦の地に舞い降りる。夏目を守る―彼女の式神として。その強き想いを胸に。時を超える陰×陽ファンタジー、いま交錯する願いが東京の夜を震わせ、時の輪を廻し始める―。
評価:93
いよいよクライマックス。大ボリュームの14巻。
第二部でも大きな謎が明かされ衝撃を与える。しかし、この謎はまだ完璧に明らかになってはいないから楽しみ。
にしても伏線がすごすぎてまた読み返さないとと思わされた。
飛車丸が好きすぎる。と言うより、春虎(夜光)と角行鬼、飛車丸この3人の関係が好きすぎるのか。
事態が大きく動く中、十二神将の面々もそれぞれ動き出す。マリリンこと弓削の決別は心に来るものがあった。そして三善が動いたのは本当に意外だった。
せわしなかったが、春虎が仲間たちに再会する。やはり春虎は春虎で安心した。
果たして救うことはできるのか、次巻も非常に楽しみ。