ゲーマーズ!8 星ノ守心春と逆転バックアタック
ゲーマーズ!8 星ノ守心春と逆転バックアタック (ファンタジア文庫)
- 作者: 葵せきな,仙人掌
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/20
- メディア: 文庫
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まさに逆転バックアタック。
前巻の引きでどうなるのかと思ってたけど、割りかしギスギスした雰囲気じゃなくてぜ残念。いやゲーマーズだからそりゃそうなんだろうけども。
今回は本当に心春がいい女過ぎた。ほんと損する性格だよな。気が回って色々気付いてそしてお膳立てしちゃうんだよな。なんとか心春が報われる姿も見たい。
ほんと雨野は周りの人に恵まれすぎだ。雨野と亜玖璃の関係性は本当に理想的。あんな女友達が欲しいなぁ。
まじでめんどくさいキャラたち。誰も彼もがめんどくさい。このめんどくさいキャラたちで一体どこに着地するんだろうな。今回の最後があったからには雨野的な着地点がなかなか見えない。
一回雨野は爆発した方がいいと思う。
86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉
86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉 (電撃文庫)
- 作者: 安里アサト,I-IV,しらび
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/07
- メディア: 文庫
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1巻の本筋と最後との間の話。
感想としては面白かったけど、1巻と比べてしまうと……という感じ。1巻が傑作なだけに良作止まりというか。
原因ははっきりしてて、1巻の最後ですでに結末というか行き着く先は分かってしまってるから。1巻は名のあるキャラもどんどん死んでいって、果たして結末はどうなるんだという緊迫感があった。2巻ではそれがない。まあ上下巻だから下巻次第ではどうなるか分からないけども。
連邦に保護された彼らが幸せな毎日を送ってもやはり戦場に戻っていくのとかはすごい良かった。個人的には士官学校でのシンたちを見てみたい感はある。
学園交渉人 法条真誠の華麗なる逆転劇
校則が絶対的なルールの学園で、金さえ払えば依頼人の問題を解決するという主人公と、主人公に借金をして彼に振り回される女の子が依頼を解決しつつ学園の構造をどうたらこうたら。
作者が印税ぶち込んで宣伝したと話題になってた作品。いろいろやってたみたいだけど実際どれくらい効果があるんだろうね。俺は宣伝に印税をぶち込んだという話でしか宣伝してたことを知らなかったんだけど、実際に宣伝してるCMなりポスターなり見た人はどれくらいいるのか気になる。
まあ、宣伝に印税ぶち込むくらいだからそれなりに面白かった。いや個人的にはかなり好みだった。
テンポよく進むのは良かったけど逆に最後の方は駆け足にも感じた。誰が正義で誰が悪でみたいな話も好き。
あと、五月女が見た目めちゃ美人なのに性格がチョロくて思い込み激しくてヤバイのすごい好き。
りゅうおうのおしごと! 6
なんて姉弟子に厳しい世界なんだ。そしてなんて姉弟子は可愛いのだろうか。つらすぎる。
女性初の奨励会三段に挑む姉弟子。そして新年云々、八一と弟子たちの物語。
にしてもこっちがしんどくなってくるような姉弟子。どうにか彼女を将棋星に辿り着かせてあげたい。どうにか幸せになって欲しい。
天衣は弟子としてすごい良いな。聞き手としても成立してたし、女流棋士になった記念の贈り物にも泣いて、手がかからないけど世話したくなる可愛い弟子だ。
若い天才が出てきたり、AIに触れたり、将棋ソフトに頼った棋士が現れたりと、新たな波乱が垣間見えて今後もすごい楽しみ。
将棋の神様は将棋星人ではなく地球人にこそ微笑むと、そう信じたい。姉弟子に幸あれ。
レンタルJK犬見さん。
主人公のことが好きで一緒のバイトを始めた犬見さんからの好き好き攻撃と共に送るレンタルビデオ店での日常お仕事コメディ。
ストレスなくサラサラと読めて良い。
ゆる~い作品に心癒されるのはいいものです。
攻めてるときはガンガン来るけど攻められると弱いの可愛いよね。
挿絵としての4コマ漫画でなんとなくGJ部を思いだした。
双子喫茶と悪魔の料理書
幼馴染である双子の姉に思いを寄せる主人公。古本から出てきた妖精がその願いを叶えると言い縁を結んだのは双子の妹だった。なんとかこの縁を断ち切るために、双子の妹の水希は主人公が姉の葉月と付き合えるように手伝うが、縁の力は強くて……という感じで進んでいく三角関係。
予想してたよりかなり良かった。最後の篝の選択とか水希の選択とか好き。ああいうのが好きなんだよ。
しっかし水希が可愛すぎる。こんな幼馴染が欲しいだけだった。
篝は葉月にはヘタれるのに水希には結構強引なのとか良い。
2017年上半期おすすめラノベ
2017年上半期おすすめラノベと銘打ちましたが、正直2017年に入ってから全然ラノベ読めてません。4月途中くらいからペースは戻りましたが、それでも全然です。特に新作にはあまり手を付けられてません。
そんな状況なんですが一応新作中心で面白かった作品を紹介したいと思います。
いかんせん数を読めてないので"これ"という作品は少ないです。
そんな中で"これ"といった新作を2作品+α
これぞ新人賞大賞受賞作といった作品。
少年少女たちが命をかけて無人兵器と戦う話。
作品としての完成度がすごい。1巻で完璧なまでに面白い。
もうすぐ2巻が出るけども、期待すると同時にあまりに1巻で綺麗だったから不安もある。
【17上期ラノベ投票/9784048926669】
素晴らしい異世界異種転生モノ。
竜として転生した主人公が、まだ言葉もまともにない人類やエルフの少女と出会い先生として言葉を教えたり魔法を研究したりする。
竜という長命種らしいスケールの大きな作品。サクサク進んで転生モノでありがちなダラダラとした展開がなかった。
【17上期ラノベ投票/9784040722962】
美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!! (角川スニーカー文庫)
- 作者: 春日部タケル,Mika Pikazo
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/01
- メディア: 文庫
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分かってます下半期案件です。しかし読んでしまってあまりにも面白くて、それをまとめ記事に入れるのが半年後ってのは我慢できなかったので、つい。
新人ラノベ編集者の主人公と美少女作家たちの話。
春日部タケルさんらしいボケとツッコミの応酬が読める作品。
そりゃ脳コメのギャグにしっかりとしたラブコメに業界モノという要素が加わって面白くない訳がない。
続いて"これ"とまではいかなくとも面白かった新作。
屋上から落ちて幽霊として教室に住まう主人公が、彼を唯一見ることが出来るいじめられている少女を変えていく話。
こういう話は高校生の時に読みたかったなという感じの作品。
美咲の成長に元気をもらえる。
【17上期ラノベ投票/9784047344969】
学内で起こる事件を解決していくやつ。
安定した面白さはあったんだけど、最後に敵組織みたいなのが出てきて格闘戦してたので、方向性が分からなくなった感じがある。
【17上期ラノベ投票/9784094516791】
悪の組織に入社した主人公がザコキャラの戦闘員から成り上がっていく話。
何を隠そうこういう正義と悪の話は大好物なんですよ。
【17上期ラノベ投票/9784042560432】
RE;SET>学園シミュレーション 1万4327度目のボクは、1度目のキミに恋をする。 (ファンタジア文庫)
- 作者: 土橋真二郎,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 文庫
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学校のすべてを予測する機械を知った主人公が、未来を体験してそこで殺される未来を変えようとする話。
死を回避するために女の子たちの高感度を上げていくってのはかなり好みだった。
【17上期ラノベ投票/9784040722689】
最後に既シリーズ。
これが2巻で終わっちゃうのはホントもったいない。
こういうぼっち系の作品の中でもなかなか独特な感じでかなり好みだった。
実は1巻読んだのも2巻出てからなんで1巻の時に読んどけばよかったと後悔してたり。
【17上期ラノベ投票/9784063816051】
めちゃくちゃ面白かった。
ここからスタートと言うか、ここからどうなっていくのか非常に楽しみ。
【17上期ラノベ投票/9784042560487】
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/09
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これがみーまーだよという感じ。どうにもこうにも救われない。
やっぱりみーまーの文章は頭がおかしくなりそうになって好き。
【17上期ラノベ投票/9784048929486】
終わりが読めるとは思ってなかったから。ただそれだけで感謝。
【17上期ラノベ投票/9784040690841】
以上です。一応好きラノの投票も兼ねてます。